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橋本愛    CA Lisence#4044609

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カテゴリー:年金・保険
9988 Hibert Street ST#310 , San Diego, CA, 92131

アメリカならではのIndex連動型積立保険

みなさん、こんにちは。雨がびっくりするほど多かった今年の冬ですが、そろそろ春到来でしょうか?

ずいぶん暖かくなってきましたね!

さて、今日はアメリカならではの商品として駐在の方にも人気の高い、Index連動型積立保険についてお話ししたいと思います。

これは生命保険ですが、生命保険というと皆さん、「死なないともらえない」と思われがちですが、この保険は時代のNeedsに沿って誕生した「生きている間に使える死亡補償」ともいわれています。稼ぎ頭に何かあったら、家族が路頭に迷わないように、と、「死んでしまったら」に備えて誕生した生命保険ですが、近年私たちの寿命がぐーんと延び、「死んでしまったら」だけではもう追いつかなくなった。

「死んでしまったら」+「生きてしまったら」が必要となり、そこで登場したのがこのIndex連動型積立生命保険です。長く生きることは素晴らしいですが、お金がかかります。ですから、必要になったら生きている間にこの保険の中のお金を取り出し、残った分は死亡補償として家族へ残すことができるシステムです。

以下、Index連動型積立の特徴です。

 

① FlexibleなPremium

保険というと決まった同じ額を毎月、毎年入れていくものがほとんどですが、この保険は入れていく金額(Premium)をコントロールすることができます。

例えば、今月はボーナスが入ったのでいつもより$2000多く入れよう。今月は家計簿の支出がいつもより$300低かった、持ってたら何となく使ってしまうから、今月は$300多めに入れて老後に備えよう。

 

② お金の出し入れが自由

この中で積み立てられたお金を、自由に出し入れすることができます。

例えば、子供が大学に入りお金が入用になったから、積み立てたお金の一部を出して充てたい。その後、子供の大学が終わり少し余裕が出たから、今度は自分たちの老後に向けてもう一度お金を入れて積み立てよう。といった感じです。

 

③     Financial Aid Friendly

アメリカの大学費用は高額ですから、親としては何とかしてより多くのFinancial Aidを貰えないかと、知恵を絞ります。Financial Aid申請に多くの大学が‘起用するFAFSAの中には、「生命保険の中に入っているお金はこのFormには申告しないで良い」と書かれています。つまり、この保険にお金を上手に隠すことで、ファイナンシャルエイドを貰う可能性を上げることが可能となります。

 

④     非課税リタイヤメント

この保険の中で増えたお金は、IRSのTaxCode7702により非課税となります。

例えば、リタイヤメント生活に入り、$10,000を401kから出した場合、20%は軽く減ってしまいます。が、この保険から出した場合は$10,000がそのままそっくり手元に届くわけです。リタイヤメント中の税金をなるべく引くするためにも、お金を出すときのことを考えながらお金を入れていくことも大切です。これから税金が上がるといわれている昨今ならなおさらですね。

 

⑤     介護保険

「生きてしまったら」=「介護になってしまったら」

70%の人が何らかの介護サービスを要するといわれています。

介護費用はアメリカならずとも家族の大きな負担となります。介護保険を特約として付けることにより、高額な介護費用請求が来ても、ここから払うことができます。

今年からワシントン州にて介護税なるものがスタートしました。次はカリフォルニアとも騒がれています。この介護税、ワシントン州では、自分で介護保険を持っていればこの介護税は免税となています。今後この介護保険がカリフォルニアでも税金対策の一環になるだろうといわれています。

 

⑥     Down Side Protection

この保険はIndexに連動させながらお金を増やしていきますが、Indexに連動している自分のお金はIndexがnegativeに振れても、自分のお金はnegativeに振れないよう、Downside Protectionがかかっています。このDownside Protectionにより、長期的に大変安定したお金の伸びが期待できます。

 

以上、この商品の良いところを挙げてまいりましたが、どんな商品もよいところと悪いところがございますね。

以下、この保険のNegative要素となります。

 

* 中、長期型投資商品

お金の入れ方にもよりますが、この保険に入っているお金はすぐには伸びません。できれば老後まで中長期的にゆっくり伸ばしてから使っていくのが理想的です。

 

* コスト

生命保険をかけながらお金を増やしていきます。例えば死亡補償が$300,000のプランを選んだ場合、購入したDay1から何かあったら$300,000が死亡補償として下りるわけです。つまり、ここには生命保険料が存在します。

 

* 健康

死亡補償でお客様を守るため、加入時には健康診査が行われます。過去に重いご病気をされたり、現在お薬をたくさん処方されている方は入れない方も多いです。ただ、意外には入れた!という方も多いので、この点が心配な方もまずはアプライして試してみるとよいでしょう。

 

以上、ファイナンシャル業界のスイスアーミーナイフともいわれている、アメリカならではのIndex連動型積立保険、ぜひ一度ご検討されるとをおすすめします。

さらに詳しく説明が聞きたい、自分の見積もりを見てみたい、という方は是非お問い合わせください