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アメリカで犬のお仕事

中島かおる

中島かおる

カテゴリー:ペット
316 E St, Chula Vista, CA 91910

Vol 8 - ペットとの飛行機移動

こんにちは
犬の美容師
中島かおるです。

世の中コロナ、コロナ、トイレットペーパー話でウンザリな毎日ですが、抵抗力をつけて、この時期を乗り越えていきましょう!
そうそう!栄養をつけないといけないから、ダイエットをしなくて良い言い訳ができましたよ(笑)

こんな時期、飛行機移動を厳粛させられてもどうしても他国へ移動しないといけない人もおります。
いや、人間だけではなくて犬もです。犬を連れてアメリカから日本へ。。。
めんどくさい書類を移動前に6ヶ月以上かけて製作しなくてはなりません。

で、大きなサイズのワンちゃんだと。。。機内持ち込みはできません。

そうです、カルゴです。

でもね、私の個人的な意見ですが、犬はカルゴの方が楽な場合も。
長時間の場合は特に。だって機内だと出せません。

もちろん機内でトイレにコッソリ連れて行って、狭いトイレでノビをさせてあげたり。。。。
カルゴならクレイトの中ウロウロできます。
立ってぐるっと回れるサイズでないとカルゴでは犬を運んでくれません。
各エアラインで規定が違うので、チェックが必要。

日本行きなら約10時間で、移動慣れしてる子なんて余裕です。
ショードックなんて海外へ飛行機移動も慣れてます。

もちろん犬がいる場合、機内持ち込みでも3時間以内には飛行場にチェックインを、カルゴなら3時間以上前にチェックイン到着が必要です。

今回のお話しは、カルゴに入れる場合の事。

カルゴって貨物の場所なので人間いません。
寒いんです。

一番のオススメは、ケネルの中に新聞紙の細かい(シュレッダーされた)のを沢山入れてあげる事。新聞紙は毛布とかベットより暖かく、興奮したりパニックの犬が誤って毛布などビリビリにして飲み込む事故を防げます。

万が一、オシッコやウンチした場所も、シュレッダー新聞紙なら吸い取るし、犬が汚れる確率が減ると思います。

アメリカだとユナイテッドが犬に関してはベテランですが、乗り換えの時にユナイテッドに雇われているプロの犬専門家がキチンとケネルの中の新聞紙をサービスで取り替えてくれてビックリした事があります。

そして、クークカップといって、小さなプラスチックの水入れ、餌入れを取り付けます。
忘れたらカウンターで買わせられます。
たいてい予備がありコッソリくれるんですよ(笑)
少し餌をビニール袋に入れてケネルの上に貼り付ける事を要求される場合も。

たいてい餌はもらえませんが、万が一、犬が飛行機乗り換えに失敗してお泊りになる場合、いつも食べている餌があれば少しは安心ですよね。

あとカルゴに預ける時、扉を開けてほしくない場合はプラスチックのストラッパーをチェックイン検査終わり次第、取り付けてしまいましょう。

日本で友人が自分の愛犬を空港カウンターでアメリカ行きのカルゴに乗せるためチェックインをして預ける時に大泣き。。。

カウンターの優しい皆様が

「貴方の犬はアメリカできっと幸せになりますよ」
と一生懸命慰めてくれたみたいで。。。。

泣きじゃくる友人は

「私も一緒にアメリカ行くんです。。。」
と言ったらみんなに苦笑いされたそうです。

ほんの10時間のお別れじゃん(笑)

それでも、犬が不安そうな顔すればこっちは悲しくなりますよね
犬は不安を感じる生き物なので、なるべく笑顔でしばしのお別れしてくださいね。