San Diego Town

こんにちは！今回で第二回目になりました、「みゆきのデンタル豆知識」です。

今回は今月が母の日と言うこともありお母様達からの質問がよくある、歯の萌出の不思議についてお話したいと思います。

乳歯の萌える順番

 乳歯の数は右上・右下・左上・左下それぞれ5本ずつ、合計20本あります。
 乳歯の生え方の順番は表の「萌える順番」が表示しているように、最初は下の前歯から萌出します。そして上の前歯が萌出して、その隣の歯（前から2番目）、それから下の前から2番目が萌出して、後は表に書いてある順番通りになります。
 


乳歯の萌出順番

　(1) 乳歯は前から順に生えてきます。　
　(2) 同じ歯では下→上の順に生えてくることが多いようです。
　(3) 最初の乳歯は生後7〜9ヶ月位（個人差あり）で、最後の乳歯は２歳半くらいで生えてきます。
　　　完全に歯が並ぶのは2歳半ぐらいと言われています。

永久歯の萌える順番

永久歯の数は親知らずを入れて右上・右下・左上・左下それぞれ8本ずつ、合計32本あります。
永久歯も萌出順番は下の前歯から始まり、次は下の奥から3番目の第一大臼歯と呼ばれる、約6歳頃に萌出する歯になり、この歯は他の永久歯より１番早く萌出する為とても大切な歯になります。
最後の永久歯は12歳（小学校6年生）くらいに萌出し、完全に歯が並ぶのがこの頃と言われています。





◆ ここで一言アドバイス
述べた萌出順序は乳歯においても、永久歯においてもあくまで基本的なものです。
萌出時期、順序は、個人差、人種差、左右差により変異があります。
また、歯が生えてくるのが著しく遅い場合は、先天的に歯がないか、何らかの萌出障害があると考えられるので、歯科の受診をおすすめいたします。
この乳歯から永久歯への交代が、正しい時期に正しい順序で行われることにより、美しい永久歯列が形成されていきます。ですから虫歯や外傷による早期の乳歯の脱落はこれを妨げる第一の原因ですから、乳歯といっても永久歯と同様、大切にして下さい。　
また歯の形、大きさが変わる程の永久歯の大きな虫歯は同じく歯の並びを乱してしまいます。
歯並びはあごの成長、つまり身体の成長に伴って大きく変化します。
成長期には急速に、そして成人を過ぎてもあごの骨は一生の間、少しずつ変化しますので、絶えず歯並びは変化していると言えます。歯並びが気になっている方は歯列矯正をおすすめいたします。

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