San Diego Town

初めまして！ Energy Medicine & Healing Center の上木原 千絵です。

カールスバッドにて、スピリチュアルヒーリング、レイキヒーリング、気治療など、エネルギーの流れを使った治療をお届けしております。

スピリチュアルなことって、よく分からないけれど、完全に信じられないけれど、なんだかちょっと気になる！という方も多いのではないでしょうか。近年は科学でも、気や人間が発するエネルギーのことが少しずつ分かってきました。これからこのコラムで、スピリチュアル、エネルギー、エナジーメディスンのことなどについてお話しをしていきます。

さて、今日はスピリチュアルヒーリングで扱われる「過去世」のお話しです。このトピックは実証のないことですので、どこかのおとぎ話のように聞いてください。ヒーリングの中で登場する過去世は、あなたは何々時代で、お姫様でした！　あなたはクレオパトラの生まれ変わりです！　という華々しいものではなく、大体において一般に生きていた人々です。では、なぜスピリチュアルヒーリングで過去世が扱われるかというと、そこに地に足を付けて、「今」をしっかりと生きる為のヒントが隠されているからなのです。スピリチュアルの世界では、私たちは生まれてくる時に、自分の生まれる場所、時代、両親、性別、人種を選んでくると言われています。後は人生をどのように料理していくかは全て自分次第。そして、今まで生きてきた過去世で解決出来なかった課題やしがらみを、今世のお題として持ってくると言われています。

一番分かりやすいのが、家族や配偶者との関係性で、そこに課題が隠されていることが多くあります。例えば、ものすごい怒りっぽい家族を持っている方が、前世でも同じような関係性のまま終わっていたり、反対にその方ご本人が当時は怒りっぽい性格であり、自分がしていたことの反対のことを味わっている場合もあります。異性問題でも然りです。

でも、つらいことばかりを持ってくるのではなく、素晴らしいこともたくさんあります。過去世で、とても良い時間を一緒に過ごした人物に出会うと、初めて会ったのにとても懐かしい温かい気持ちになったり、まるで何十年も一緒に時を過ごしたかのように、阿吽の呼吸で物事を進めることができたりします。また、一度過去に習得したことは、今世ではあまり経験がないのに、スラスラと簡単に出来ることもあります。4歳児がいきなりプロのピアニスト顔負けに演奏をしだした！という話を聞かれたことがあると思いますが、このような珍しい例だけではなく、日常レベルで、過去に、数字を扱う仕事をされていた方は、小さいころから数学が得意だったり、かつてダンサーなど表現者であった方が、小さい頃から踊ることによって人を楽しませることが大好きだったり、ということがあります。また、政治家の方が、過去も革命家であり果たせなかった想いを持ってこられたりすることもあります。

これらの過去世からの持越してきたしがらみなどの課題を知ることによって、目の前にある逃れられないと思っていた問題を一歩引いて、違う観点でみることができるきっかけとなり得るのです。そして、それらの持越しの課題は一生こだわっている必要は全くなく、気付きがあった瞬間に、受け入れ手放してしまえばよいのです。

さて、ここからは科学と私の空想の話です。量子力学と呼ばれる物理の世界では、理論上　パラレルワールド・多次元が存在していると仮定しています。その為に、理論物理学者の方々はその理論を実験で証明しようと試みています。スピリチュアルの世界では、過去・現在・未来は、私たちが認識しているように一直線上にあるのではなく、同時に存在しているといわれています。理論物理学の世界でも、パラレルワールドは食パンのスライスのように、たくさんの次元が一度に存在していると言われています。ここからは私の空想の世界ですが、科学の世界では、過去、現在、未来、という表現の仕方はされていませんが、もしかしたら私たちがアクセスする過去世や未来世の情報は、パンのスライスのように同時に存在するパラレルワールドに、ラジオに周波数を合わせるようにしてアクセスし、その世界の情報を収集しているのでしょうか？！ いつか、この不思議な世界が解明される日が来れば、新たな世界が広がりますね。