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アメリカでの就職活動
写真引用元:by Pexels(https://www.pexels.com/)
アメリカには日本のように学生が一斉に仕事を探し始める『就職活動』と言うような時期や習慣はありません。よって、就職説明会やワークショップの時期なども企業によりバラバラで、場合によってはまったく行っていない所もあります。
もし働きたい企業などが決まっていない場合、大学のキャリアフォーラムやワークショップに行くことがスタートになります。大きい大学であれば自分の学部内で行われるワークショプもあります。学生であれば、1年生から参加する事ができる場合がほとんどです。いろいろな企業の代表者がいて、ネットワーキングをしたり、履歴書(Resume) の書き方やエッセイの答え方などの講義が行われている事があり、就職活動において自分が何をすれば良いのかまったく分からないと言う人は是非参加するといいでしょう。
こう言ったキャリアフォーラムに参加する場合、大学のアドバイザーなどはよくResumeのコピーを複数持参するよう奨めます。日本の履歴書と違い、手書きである必要はありません。むしろ、決まった履歴書のテンプレートのないアメリカでは手書きはイメージダウンとなります。基本的にはレター用紙一枚に学歴や仕事経験、就職するにあたって訳に立つスキルなどをまとめます。職種により華やかなデザインが許される事もありますが、 白黒でシンプルな物が一般的です。
就職したいと思う企業が決まれば、その企業のウェブサイトなどで求人情報を調べましょう。日本の企業のように新卒を好む傾向がないアメリカでは、卒業式の時点で就職が決まっていない学生も多くいます。時間やお金に余裕のある学生は卒業後にボランティア活動に出たり、旅行をしたりする人もいます。新卒であったり、大学の成績などよりもはやり経験を重視する企業が多くみられます。学生の間に将来に進みたい職業に関係する会社や団体のインターンシップやバイトなどをするのも有効です。
Resumeの他にもエッセイやCover Letterを必要とする企業もあります。こう言った書類は、学生の間にも奨学金や留学希望などのため書く機会は多くあるものです。学校のアドバイザーに聞けば書き方のワークショップなども無料で行っている学校が多いでしょう。
求人広告などが出ていなくても働きたいと思う企業がある場合は、自分で連絡を取ってみる事をおすすめします。無理強いは悪印象の元ですが、ウェブサイトに空いているポジションが無いからと簡単にあきらめる必要はありません。自分で自分を如何にアピールするかのノウハウは、就職後も役に立つものです。