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新春 世界の新年を祝うお料理

新春 世界の新年を祝うお料理
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新年明けましておめでとうございます。

皆様はどのように新年を迎えられましたか?

日本では、例えば、細く長く「健康長寿」のために年越しそばを食べたり、「まめに働く」ように黒豆、「子宝に恵まれる」ように数の子等、今年もより良い年になるように願いをこめて、おせちやお雑煮を食べますよね。

では、世界ではどのように新年を迎え、縁起を担ぐのでしょうか。
今回は、アジア、ヨーロッパ、アメリカの新年に食べる料理を一挙にご紹介します。
2019年は、日本以外の国の縁起も担いでみてはいかがでしょうか。

今年も皆様にとってより良い一年となりますように。

[シンガポール] 魚生 (ユーシェン)

シンガポールでは、中国系の方々が多いため、2月の春節(旧正月)をお祝いします。春節に食べる料理としては、魚生 (ユーシェン / Yu Sheng)が代表的で、シンガポールで活躍した中国料理人が生み出したシンガポール独自の料理とのこと。

「魚」は中国語で同じ発音となる、「余」から「余りがある、豊かになる」とされ、中国本土でもお正月には欠かせない食材です。

魚生は、大皿の上にキュウリ、にんじん、大根、生姜などの千切りとサーモン等の生魚を盛り付け、ピーナッツ粉やソース、オイルを混ぜて大勢で食べる海鮮サラダです。多少テーブルが汚れても気にせず、みんなで混ぜ、高く掬い上げて食べることでさらに縁起が担げるとのこと。春節シーズンにシンガポールへ行く機会があれば、ぜひ試してみたい一品です。

[韓国] トックク

韓国ではお雑煮をトックク(トッ:餅、クク:スープ)と呼び、新しい一年を皆が健康で豊かに過ごせるようにという思いを込め、お正月に頂きます。

日本のお雑煮と違うところは、もち米ではなく、うるち米(普通のお米)でお餅をつくること。日本では、お餅は良く伸びるので、「長寿」の意味を込めていますが、韓国のお餅も、米粉をこねて作る際に長い棒状に形成するため、「長寿」を意味し、また、スライスした形がお金に似ているということで「金運に恵まれる」という縁起を担ぐこともできるそうです。

日本のお雑煮に飽きてしまった方は、韓国系スーパーでお餅を買ってぜひお試しください。
レシピはこちら。

[スリランカ] キリバット

キリバット(Kiribath)は、南アジア スリランカの伝統料理。キリ=ミルク、バット=ごはんを意味し、お正月や誕生日などお祝いの席で食べられる、日本のお赤飯のようなもの。

作り方は比較的簡単で、お米を通常通りお水で炊き始め、ココナッツミルクや塩を加えて、炊き上げます。家庭ごとに他にもナッツやゴマを入れる場合もあるようですが、ルヌリミスと呼ばれる赤たまねぎと唐辛子を混ぜた辛いペーストと一緒に食べることが多いそうです。

スリランカのお正月は、1月ではなく、4月のシンハラ人・タミル人のお正月に祝われます。お正月最初の食事でキリバットを楽しみます。

[フランス] ガレット・デ・ロワ

フランスで、キリスト教の祭日である「公現祭」をお祝いして食べられるのは、「ガレット・デ・ロワ」という伝統のお菓子。

ガレット・デ・ロワは、パイ生地にアーモンドクリームが入ったものであったり、砂糖漬けのフルーツが入っていたりと地域によって異なります。お菓子作りがお好きな方はこちらからレシピを確認の上、ぜひ作ってみてください。

このケーキの中には、フェーヴ(fève)と呼ばれる小さな焼き物が1つ隠されており、それが誰に当たるか、がこのお菓子のお楽しみになります。家族や友人などその場にいる全員分を切り分け、フェーヴを引き当てた人は、王様・王女様となり、王冠をかぶって祝福されるとともに、1年間幸運に過ごせると言われています。

[ドイツ] ノイヤールスブレーツェル

ドイツで大晦日~新年に食べられるのが、「ノイヤールスブレーツェル(Neujahrsbrezel)」と言われる、大きく甘いパン。

ブレーツェルといえば、ドイツでは日常的に食卓やバーで見られる欠かせない塩味パンですが、「ノイヤールスブレーツェル」は「新年のブレーツェル」という意味で、サイズが通常のブレーツェルと比べて大きく、30センチぐらいの幅で、甘く仕上げてあるのが特徴とのこと。

大晦日や新年にパン屋さんで購入して、年越しや新年の朝食・ブランチに食べるのが習慣となっているようです。ベイキングが得意な方は、作ってみるのもおススメです。

[イタリア] ザンポーネ

イタリアでお正月に欠かせない料理、ザンポーネ(Zanpone)。

ザンポーネは、北イタリアのモデナ発祥の郷土料理。豚のさまざまな部位の挽き肉に香辛料や赤ワインなどを混ぜ、なんと豚足に詰めた料理。見た目はかなりインパクトがありますが、イタリアでは、クリスマス時期になるとあちらこちらで販売されるようになり、日本人でも一度ハマると忘れられない味とのこと。

イタリアでは、お金に似ており、お金が貯まる縁起物とされている、レンズ豆と一緒に食べるのが一般的です。

[オランダ] オリボルン

オランダの大晦日は、花火とビール、そしてオリボルン(Oliebollen)が欠かせません。

オリボルンは、オランダの揚げドーナッツで、沖縄のサーターアンダギーに似ています。レシピはこちら。

直訳すると「油の玉」という名前の名物お菓子ですが、歴史は長く、16世紀から今まで大晦日に食べられているのです。ゲルマン神話に出てくる女神の魂を宥め、また身を守るため、魔除けのお菓子とされています。

オランダでは、日本のようにプロではなく、個人が大量の花火を買って花火を打ち上げるので、国内全域で花火が楽しめます。個人で打ち上げると言っても、皆かなり張り切っていて、音も光景も相当のもの。大晦日にオランダを訪れる際はお気をつけください。また、大晦日は一晩中飲み明かし、元旦は二日酔いで過ごすというのが定番なのだとか。

[ロシア] ペリメニ

「ペリメニ」は、ロシア風の餃子で、茹で上がったペリメニをバターとスメタナ(サワークリーム)をつけて食べるのが定番。具は、牛肉や羊肉、ホタテなどの魚介類を使うなど、地方や家庭によって様々なアレンジがあるようです。

冷凍食品にもなっていて、年中食べられる人気料理ですが、大晦日に家族で集まってみんなでわいわい一緒に手作りするのが年末の楽しみになっている家庭も多いのだとか。

また、寒いロシアならではなのは、お正月に大量に作った餃子を外の天然冷凍庫で保管してしまうこと。そうすることで新年をゆっくり過ごすための保存食としても重宝され、スープに入れたり、焼き餃子のようにしたり、様々な形で楽しめます。

[ギリシャ] ヴァシロピタ

ギリシャでは新年を迎えるときに、「ヴァシロピタ(Vasilopita)」と呼ばれるパウンドケーキを食べるのが習慣となっています。

ヴァシロピタは、家で焼くこともあれば、お店で買うこともあり、地域によって様々な種類があるようです、例えば、アーモンドなどのお菓子風のパウンドケーキであったり、肉やチーズを使ったパイも「ヴァシロピタ」と呼ばれます。

フランスのガレット・デ・ロワと似ていて、アルミホイルに包まれたコインを生地に入れて焼き、「あたり」を決める占いの要素も伴っています。コインに当たった人は、一年間幸せが続くといわれています。

[アメリカ南部] ホッピン・ジョン

アメリカ南部に伝わるお正月の家庭料理、ホッピン・ジョン(Hoppin' John)はご存知でしょうか?

ブラックアイドピーとライス、刻んだオニオン、ベーコンを塩で味付けした料理です。家庭料理なだけあって、各家庭で異なる味付けがあるようですが、意外とあっさりの美味しい豆ご飯となっています。

ブラックアイドピーは、お金を象徴するため縁起物としてお正月に食べられるようになったのだとか。お正月に縁起を担ぐのはどの文化も一緒ですね。

掲載日:01/03/19 記者:Mitsuki

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