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Alpha Dental歯科医院

サンディエゴ ラメサ 歯科 アルファ デンタル

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カテゴリー:健康
4276 54th Place., Suite D, San Diego, CA 92115
TEL: (619)997-0606

虫歯じゃないのに歯が痛い

約70%の人がしていると言われる歯ぎしりや食いしばり、多くの方の場合はご自身の歯ぎしりや食いしばりに気が付いてません。

また、日中や就寝中に無意識に歯をグッと食いしばってしまうことはありませんか?


歯ぎしり(グラインディング) 

寝ている時に起こることが多いもので、上下の歯を強く噛んだ状態でこすり合わせるため、ギシギシギリギリと音がする場合が多く、周りの人も気が付きます。よく歯を見ると歯が擦り減ってます。

食いしばり(クレンチング) 

上下の歯を強い力で噛み締め、ほとんどの場合は音が出ませんので、周りの人も本人も、気が付きにくいです。寝ている時にも起こることが多いですが、昼間でも無意識のうちに歯を食いしばることもあります。特に仕事中やスポーツをしているとき、集中しているとき、ストレスがあるときに発生しやすいです。

スマホの使いすぎなど、前かがみの姿勢は、顎に余分な力をかけるため、食いしばりの原因になり、歯や顎、顔の筋肉に大きな負担をかけるだけでなく、頭痛や肩こりの原因にもなります。

人間の噛む力の強さは、自分の体重程度の力と言われており、歯ぎしりをしている時にかかる力は、通常の3~6倍もの負担がかかり、歯ぎしりや、食いしばりで色々な症状が出てきますので、なるべく早く症状に気が付いて歯を守ってあげましょう。


 歯ぎしり、食いしばりによる症状 

1.歯にヒビが入る  

特に、神経をとってしまった歯の場合、歯ぎしりの強い力に耐え切れずに歯の根っこの部分まで割れてしまうことがあります。歯ヒビは入ったり、割れてしまうと、噛むたびに痛みを感じたり、歯茎がはれたりします。

2.歯が摩耗する

進行すると歯の表面の硬くて白いエナメル質が削れてしまい、中の象牙質の部分が見えて歯が染みてきます。

3.知覚過敏 

歯ぎしりや食いしばりにより強い力が加わると、歯と歯茎の境目に部分に応力が集中し、歯の根元がくさび型に欠け、エナメル質が破壊されてしまいますので、象牙質が剥き出しになり、しみやすく、また虫歯にもなりやすくなります。

4、クラウン、つめ物が取れやすい 

強い力で歯をこすり合わせるため、接着しているセメントが少しずつ破壊され、クラウンやつめ物が外れてしまうことがあります。

5 歯髄炎 

食いしばりや歯ぎしりで過度な力が歯にかかると、歯髄に物理的な負担がかかり、炎症を起こしたり最悪神経が死んでしまったりします。

炎症によって毛細血管が膨らんでいるため、冷たいものや温かいもので痛みが生じますが、この段階では歯髄の炎症が軽度で、神経を取り除かなくても大丈夫ですが、炎症が進むと、激しい自発痛が起こったり、その痛みが夜間に、睡眠を妨げることもあり、この段階になると神経治療をすることになります。 

6、顎関節症 

あごが痛い、口が開かない、あごを動かすと音がする症状。また、あごの症状のみでなく、耳の痛み、耳鳴り、耳が詰まった感覚、その他にも頭痛、肩こり、めまいなどのさまざまな症状を引き起こします。

 
 歯ぎしり、食いしばりを改善する方法 

 1. マウスピース  

アルファ歯科では、患者さんの症状に合ったオーダーメイドのマウスピースを作るのをおすすめしております。

上下の歯の噛み合わせも確認し、必要であれば調整を受けることをおすすめします。


2. 顎のストレッチ・マッサージ 

口を開けて上下左右に動かしたり、耳の下辺りやこめかみを優しくマッサージすることで、筋肉の緊張を和らげることができます。また深呼吸、ウォーキングもおすすめです。

 

アルファ歯科では日本語で無料で相談を承っております。お気軽にご相談ください。

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