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アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

アメリカで看護師になる夢実現は叶えられるのか??

前回までの体験談です!
 
私は語学力が不足していたため、渡米後から6か月間ESLに通いました。当初は語学学校に通うことで大学入学が遅れることになるため、あまり乗り気ではなかったのが正直なところです。
 
しかし、今では語学学校に通ってよかったと心の底から思います。もちろん、語学力の向上に役立ちましたが、それ以上に良かったことは多くの友人ができたことです。
 
正直にお話しすると、渡米後より「諦める正当な理由が見つかれば、諦めて日本に帰りたい」と夢半ばにして日本へ帰国するチャンスをうかがっていました。それほど、精神的に辛い時期がありました。
 
日本では、私は他人に頼るような機会はほとんどありませんでしたが、渡米後、一人では心身ともに心もとないことが多くありました。
 
その多くは、車をもっていないこと、経済的に余裕がないこと、単身で渡米したことに由来しています。しかし、私の事情を知る友人たちが車で送迎をしてくれたり、パーティーやバーベキューに誘ってくれたり、古着をくれたり、と積極的に私の生活をサポートしようとしてくれました。これまで、これほど他人から施しを受けることがなかったため、彼らの親切心に大きく感銘をうけました。
 
今では「みんなに恩返しするためにも、ずっとLAで暮らしたい」と思うようになりました。
 
前回の体験談を書かせていただいたとき、VISAが取得できるか、その後は無事に渡米できるか、そしてFNCGSの書類審査が無事に通るか、本当に大学に入学できるのか、不安でいっぱいでした。
 
しかし現在、星様をはじめとしたアメリカ看護のスタッフの皆様や友人のサポートのおかげで、その全てクリアすることができています。まだまだ、NCLEX-RNに合格できるか?大学を卒業できるか?就職に必要なレベルまで語学力を伸ばせるか?等々不安は尽きません。
 
それでも、今では「やめられるチャンスがあればやめたい」から「やれるところまでやってみよう」という気持ちで問題に向き合うことができています。
 
これまで、そして今も支えてくださっている方々と、これから先も一緒にいられるよう、そして助けられるだけではなく、助けられる立場になれるよう、努力を続けていこうと思います。