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コラム Column
みなと学園便り ~ 活動の様子をお届けします
11/24/25
時を超えてつながる「みなと」の絆 ――O先生 × Y先生 教職員 驚きの再会

ある朝、みなと学園の職員室で、心がほっこり温まる会話が生まれました。
「Y先生、もしかして…みなと学園に通っていたことがありますか?」
声をかけたのは、みなと学園で長年教壇に立ち、多くの児童を送り出してきた O先生。
突然の質問に驚いた様子の Y先生は、少し照れながらも笑顔で答えました。
「はい、通っていました。」
その言葉を聞いた瞬間、O先生は手を打って「やっぱり!」と嬉しそうに笑顔を見せました。
「お名前を見たときに“もしかして?!”と思ったんです。なんと、当時の担任は私だったんですよ。」
Y先生は当時数か月の在学だったため担任名は記憶になかったようですが、そこから一気に職員室が懐かしい雰囲気に包まれました。
🔹児童から先生へ──時を経て、同じ場所に帰ってきた
Y先生はかつて、みなと学園の生徒としてO先生のクラスで学んでいました。
今は同じ職員室で働く同僚に。
“みなと学園の歴史がひとつの円を描いた”ような感動の瞬間でした。
「全校集会のあと、並んで帰るのを待ちきれなくて、友だちと走って教室に戻ったことがあるんです。」
「そうそう。そのあと、私が教室前でその5~6人を注意したの。」
そのやり取りに、職員室全体が大笑い。
その後もあんなこと、こんなこと、思い出話は尽きません。思いがけない突然の再会。
次々とよみがえる思い出に、O先生も感慨深げなご様子でした。
「同じ思い出を共有できるなんて…そして、あの時の児童が先生として戻ってきてくれるなんて!」
O先生はそう語っていました。
🔹 受け継がれる“みなとスピリット”
Y先生は「当時の自分はまだまだ未熟で、O先生にはいろいろとご迷惑をおかけしました。」と照れ笑い。
けれども、今の姿はまさに“みなと学園で学ぶ側だった人が、次の世代を育てる側”になったのです。
職員室の一角で交わされた何気ない会話。
O先生が見守り、Y先生が新たな世代を導く。
長い年月を経ても、先生や子どもたちの間に育まれた「思い出」と「つながり」は、これからも繰り返されていくことと思います。
そんな光景が、これからのみなと学園をさらに豊かにしてくれることでしょう。


🔹O先生が担当する「平日オンライン(あおふじクラス)」
― 国語を軸に“基礎力”をしっかり養う取り組み ―
長年の経験をもつO先生は、週末の授業に加え、平日のオンライン学習クラス「あおふじクラス」も担当しています。
ここでは小学3年生を対象に、じっくり学べる少人数オンライン授業が行われています。
■ 学習形態
授業は1時間。
前半は 漢字学習、後半は 文章を書く学習(文章力) に取り組んでいます。
開講当初は1時間に4コマの学習を計画していましたが、
「より丁寧に、じっくりと学ばせたい」
という教育的判断から、現在のスタイルに落ち着いたとのことです。
🔹【前半】漢字学習
● 1週間ごとの“目標点”を励みに
毎週実施される漢字テストの誤答を確認し、
「どこが違ったのか」「次はどこに気をつけるか」を一緒に振り返ります。
子どもたちは毎週「目標点を達成できたかな?」と楽しみにしており、
達成した週にはささやかなごほうびもあるため、学習意欲が高まっています。
● 1・2年生の復習を徹底
基礎固めを重視し、低学年で習った漢字を童話のあらすじを使って読み書きしながら復習しています。
● “部首探し”は大人気
既習漢字の中から同じ部首を探し出して書く活動は、
子どもたちが特に楽しみにしている時間だそうです。
🔹【後半】文章を書く学習
文章の基本となる
主語・述語 / 接続詞 / 助詞 / 文の構成
などを復習しながら、少しずつ応用に挑戦します。10月からは「お話の作者になろう」という創作単元に入り、想像力を働かせて物語づくりに挑戦しています。
保護者の方々にも「なるべく子ども自身に書かせてください」と協力をお願いし、自力で書き上げる力を育てています。
🔹授業の最後は“お楽しみ時間”
授業後には10〜20分ほど、子どもたちのリクエストで手品・クイズ・ゲームなど、思い思いの活動を楽しむ時間を設けています。
オンラインでも自然な笑顔があふれる、温かい学びの場です。
🔹みなと学園で受け継がれるもの──そして未来へ
O先生とY先生の再会は、みなと学園が長い年月の中で育んできた「つながり」の象徴でした。
児童として学んだ場所に、今度は教える側として戻ってくる──そんな物語が実際に生まれるのは、学びの場としてのあたたかさ、人と人との関係を大切にする校風が、何年経っても色あせずに受け継がれているからです。
その “みなとスピリット” は、校内の学びの場すべてに息づいています。


平日オンラインの あおふじクラス もその一つ。少人数ならではの丁寧な指導や、子どもたちのペースに寄り添った学習を通して、みなと学園が大切にしてきた「一人ひとりの成長を見つめる教育」が日々実践されています。画面の向こうでも、子どもたちは意欲的に取り組み、漢字の力や文章力を少しずつ確かに積み重ねています。
みなと学園で出会った先生や学びが、時を経てもつながり続け、次の世代へと受け継がれ、広がっていく。
O先生とY先生のエピソードは、その象徴のような一幕でした。
みなと学園は、日々の学習を通して「つながり」と「学び」が自然に循環し、未来へとバトンが渡されていく場所。
そのあたたかな絆は、これからも大切に育まれていきます。
