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習慣・マナー | マナー

アメリカのマナー

レディーファースト

レディーファーストは欧米のマナーの基本ともいえますが、日本人にはなじみのないものかもしれません。ビルやエレベーターなどの入り口で男性がドアを押さえ、女性を先に通す、というのがレディーファーストでしょう。しかし、もともとのレディーファーストは中世ヨーロッパにおいて、男性が危険から身を守るために女性を先に行かせる、というような全く反対のものだったようです。

では、いつも女性が先でいいのでしょうか?レディーファーストに慣れていない日本人は戸惑うかもしれませんが、時と場合によっては男性が先に立っていかなければならないこともあるんですよ!例えば、階段やエスカレーターでは、「上り」の場合は女性が先ですが、「下り」の場合は男性が先です。臨機応変な対応を心がけましょう。

日本人男性諸君! 基本は笑顔で"After You."(おさきにどうぞ。)です

Excuse Me!

アメリカにおいて、もっとも大切な言葉のひとつが“Excuse Me.”だといえるでしょう。アメリカ人は本当にこの言葉をよく使います。 例えば、人ごみの中を歩くときには"Excuse Me."といい続けてもいいくらいでしょう。でも、ぶつかってしまった場合には"I’m sorry."で。 

くしゃみをした時にも、"Excuse Me."と言えば、アメリカ人は"Bless you."と返してくれるでしょう。言われた人は"Thank you."と言いましょう。ちなみに、私は鼻炎なので1年中くしゃみをし続けており、ある日の約1時間たらずの授業の間に15回以上"Bless you!"の言葉をいただいた記録があります。

日本人はすぐに謝ってしまいがちなため,"Excuse Me."よりも"Sorry."を使ってしまいがちです。アメリカでの"Sorry."は、100パーセント非を認める意味があります。よって、すみません、と言いたくなった時にはアメリカではまず"Excuse Me."を使うことをおすすめします。

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