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リタイアメントに向けて、4つの落とし穴

橋本愛

橋本愛

カテゴリー:年金・保険
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カリフォルニア州、いよいよ介護税導入か

みなさん、もうそろそろ6月だというのに、毎日肌寒く、曇り空の続くサンディエゴですが、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、ワシントン州で導入が決まった介護税ですが、次はカリフォルニアといわれており、

来年1月1日からスタートかとも言われています。

この介護税について今日は少しお話ししたいと思います。

ワシントン州に次ぎ、カリフォルニア州への介護税導入は時間の問題だそうですが、まだ詳しいカリフォルニアにおける介護税の内容は決まっていません。ただ、ワシントン州での事例を参考にすることはできます。

 

ワシントン州ですでに決まっている介護税の概要は以下

*W2 Incomeが対象

*税率0.58%からスタート(導入後、少しずつ税率が上がる可能性あり)

*10年間介護税を払うと、ワシントン州で将来介護が必要になった際、

一生涯において$36,500の介護補償がワシントン州からもらえる

*介護税導入前に自分で介護保険を持っていると介護税が免除される

参考資料 https://wacaresfund.wa.gov/about-the-wa-cares-fund/

 

ワシントン州では、介護税導入前に、個人で介護補償を持っていれば、この介護税を(一生)免れられる(介護税導入後に介護補償を購入しても介護税免除にはならない)、また、自分で介護補償を持っておいた方が便利、ということで、ワシントン州では介護保険購入希望者が殺到し、介護保険販売中止に追い込まれました。

 

カリフォルニア州が介護税導入を発表し時点で、介護保険の販売を中止にするだろうという保険会社もいます。

考えてみれば、アメリカ政府が国民に用意している介護補償は今現在ほとんど皆無に等しく、高額な介護費用は、そもそも個人で備えていく必要があります。

今回のカリフォルニア州介護税導入の動きが、皆様がぜひ一度ご自分の介護補償について考える(どう払っていくのか、そう備えていくのか)きっかけになったらと思います。

 

アメリカには大変便利(日本でも使えるもの等)で、お得($1を$10の補償へ変えていく等)な介護保険がたくさんあります。

ぜひお問い合わせください。

 

ちなみに、10人に7人が介護補償を必要としているそうです。そしてこの率は上昇傾向にあります。かなり高い確率です!!